人間にとって運動は、とても欠かせないものです。
そのため、日々多くの人々がジムに行き、ランニングをしたりしています。
当然、やった分だけ体が健康になっていくのを誰もが体験しているかと思います。
何より、毎日のルーティン化にしてしまえば、持続しているという自信もつきやる気に満ち溢れたりもします。
これをランナーズハイと言われていますが、その「肉体や精神」への効果は言うまでもなく絶大です。
しかし、心技体という言葉もある通り、ただ肉体だけを鍛えても、本当に健康になれるわけではなく、人間の限界を超えることもそれだけではできません。
さらに、心と言っても一口には言えず、知情意などがあります。
私たちはともすると肉的な方ばかり目が行き、内側にある心などを疎かにしがちです。
現在の教育が正にそうです。
まるで成績さえ良ければ評価され、それ以外は落ちこぼれのように社会的に扱われます。
小学校の時、道徳の授業をする程度で、それからは全くといいほど、真に心や魂を磨くことを学びません。
その結果、今では多くの人々が目に見える事物しか価値性を感じられない思考に偏ってしまいました。
肉体はいつかは朽ち果て、肉体でのこの世の生は終わりを迎えますが、私たちはそれからは霊体として生きるのです。
つまり、肉体を強化するように、毎日精神、つまり霊魂を（成長）しなければいけないのです。
不純物の多い金属から純度の高い金属を取り出すという精錬を行ってこそ、優れたものができるように、私たちも霊魂の内にある悪なるものを取り除いて、鍛錬してこそ真価を発揮できます。
先程、ランナーズハイが出てきましたが、霊魂を磨くことで得られる多幸感、喜び、満足感、高揚感は運動の比ではありません。
それは計り知れず、運動に比べ物にならないほど素晴らしいものです。
これは実際に言葉では説明できないので自分自身が体験できないと理解できません。
霊魂は永遠に生き続けます。
今からでも私たち人間はこの世のどんなことを差し置いてでも、自身の霊体を意識した生活を中心にしなければいけません。
死んでからそれをやろうとしても遅いのです。
母親の胎内で胎児が育つのと同様に、私たちも肉体があってこそ霊体を成長させることができます。
この話は長くなるので今回は割愛させていただきますが、要約しますと、肉体と霊体、この２つの体の完全を目指して成長させようともがき、努力してこそ初めて神のようになれるということです。
1秒たりとも遊んでいる暇はないのです。
どんなこともそれなりの努力が必要です。
最初はなかなかうまく行かず、挫折することもあります。
ですが、その先には人間には想像もできないような一生の宝物があるのです。
一生を懸けてでも、諦めずにできるまで、成功するまでやり続けることが大切だと知ったのです。
私もこれからも自分にしかできないこと、自分がやらなければならないことを一生懸命努力しますので、皆さんもそのように毎日なにか大きな夢や希望、目標を持って、住んでいるところは違えど、一緒にこの世で毎日全力で頑張っていただければ非常に幸いです。
もし私の思いが少しでも伝わりましたら、今すぐに行動に移して下されば良いなと思っています。
ちなみに、人間の霊体についてに興味をもって頂けた方は、是非こちらの方のブログをお読みいただければと思います。
人間の人生は儚いです。
その儚い人生の中でも、みなさんがどこまでも幸福に満ちた充実した生を生きられますことを願っています。